【第1弾】ロイヤリティーマーケティング
ロイヤリティーマーケティング戦略⁉ 昨今よく耳にするようになって来ました。 聞いた事がない方であっても知らず知らずのうちに私達消費者はその戦略の下、リピーターとなっているケースがあります。 この戦略は1990年頃アメリカで生まれたもので、CS(顧客満足度)から一歩深堀りし、顧客ロイヤリティー(ロイヤルカスタマーとも言う)を高める事が売上と利益に直結するという考え方です。
簡単に言いますと、「コアなリピーター顧客を創造する戦略」‥‥という事になります。 ロイヤリティーとは直訳すると「忠誠度」という意味で、「顧客ロイヤリティー」とは、自社製品を購入してくれる忠誠度の高いお客様‥‥‥という意味合いになります。少し上から目線な感じの言い方ではありますが、経営用語として捉えておかれれば結構ではないでしょうか。
現代の日本においては、消費の低迷、商品の飽和状態、実質賃金の目減り、人口の減少など、個人消費に頼る日本市場にあっては先行き不透明な状態が続いています。このまま放置していたのでは各企業共、売上・利益が下降曲線を辿る事になるのは必然です。これは何もBtoCの企業だけではなく、どこの企業においても同じ事が言えます。
そこで、各企業はお客様との関係性を強化する事で、商品の購入を促し、リピーターとなって製品やサービスを何度も購入する率を高める戦略にでました。それが実現出来れば、現代にあっても確実に売上と利益が向上するはずです。CS(顧客満足度)よりも、より積極的なアプローチ戦略です。
具体的な施策としましては、景品や値引き、クーポンなどの金銭的還元型‥‥‥ショッピングアドバイスやショー、イベント招待などの特権提供型があります。
この具体的で且つ他社にない施策を考案する事‥‥‥‥これがロイヤリティーマーケティングの成功ポイントです。ここまでお話しをしますと、ロイヤリティーマーケティングとはどのような戦略なのか?大方、察しがついたのではないでしょうか?代表的な実例を挙げますと、家電量販店のポイントカード戦略がそれに当たります。
例えば、ビッグカメラ。 ポイントカードをお持ちの方は、他社では買わず、ビッグカメラでしか購入をしないのではないでしょうか?完全なリピーターですよね。 このマーケティング戦略が顧客ロイヤリティーを高めているという事になる訳です。
- 何万円以上なら何ポイントサービス
- キャンペーン中につき何ポイントサービス
など、どんどん付帯サービスを付ける事で顧客ロイヤリティーを高め、リピートの頻度を上げていく戦略です。
その結果として売上と利益の向上に直結するという訳です。 これはほんの一例ですが、そう考えて世間を見渡すと、今やあちらこちらで、このロイヤリティーマーケティングが活用されているのが分かります。そして私達はその戦略の下、知らず知らずのうちにリピーターとなっているのです。 これはモノが売れない現代において、企業としましては不可欠な戦略と言えるかもしれません。
私達の会社では、monocoto事業部におきまして、このロイヤリティーマーケティングの戦略サポートとして、「ノベルティグッズの企画制作」を行っています。
通常の景品やおまけという概念ではなく、
完全オリジナルのノベルティグッズ‥‥‥‥「コト」や「ストーリー」を生み出し、『そのノベルティグッズが欲しいから買い物に行く‥‥!』‥‥‥‥そんなノベルティグッズの企画制作です。
私が幼少の頃、スナック菓子を買うと、仮面ライダーカードや野球カードが貰えるというものがありました。子ども達は、そのカードを欲しさに、食べ切れない程のスナック菓子を買ってカードを集めたものです。ただ、これは廃棄されるスナック菓子のあまりにも膨大な量から社会問題となってしまいました。冒頭、ロイヤリティーマーケティングは1990年頃のアメリカで生まれた‥‥‥と言いましたが、日本企業は1970年頃から「どのようにすれば販売の増加に繋がるのか?」を思考錯誤する中で、このようなマーケティング手法を取り入れていた事になります。
社会問題となると行き過ぎた感は否めませんが、
「そのノベルティグッズが欲しいから‥‥‥」と思って頂けるような製品の開発は、販売促進として有効である事は間違いありません。
抜群の企画力と創業50年のモノづくりを背景に、
驚き ・ 感動 ・ 喜び ・ ワクワク
のコンセプトの下、「お客様の想いを形に」‥‥‥‥‥顧客ロイヤリティーを高めるマーケティング戦略の1つとしてお考え頂ければ幸いです。
顧客満足を高め、企業や商品、ブランドの“ファン”を育てるノベルティ>
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