ノベルティを制作するには“最新トレンド”を押さえよう

ノベルティを制作するには“最新トレンド”を押さえよう

今や、イベントやセミナーで「もらうこと」が当たり前となってきたノベルティ。どの企業もクオリティの高いものを制作しているため、「うちの会社はどんなノベルティで勝負できるかな……」と悩んでいる販促部の方も少なくないはずです。

限られた予算、限られた時間で他社に“勝てる”ノベルティをつくるためのポイントとして、この記事ではノベルティの“トレンド”の重要性を見ていきたいと思います。ファッションやグルメと同じように、トレンドに沿ったノベルティは見込み顧客層の胸により深く響かせることが期待できるでしょう。

 

ノベルティには“トレンド”がなぜ大事?

ノベルティには“トレンド”がなぜ大事?

競合他社がさまざまなノベルティを制作する中、一歩抜きんでたノベルティを世に送り出すのは簡単なことではありません。社内一致で「これならウケる!」と思ったノベルティが見込み顧客層に全く受け入れられなかったら、費用だけでなく時間も無駄になってしまいます。

そのため、ノベルティ制作時には「絶対に外さない」ポイントを押さえることが重要です。このコラムではこれまで、ノベルティ制作において重要な要素に「クオリティの高さ」「見た目のよさ」「普段使いできる便利さ」などを挙げてきましたが、ここではもうひとつのポイントとして、「トレンドを押さえているか」という点の重要性を紹介していきたいと思います。

たとえばファッションやグルメの場合、トレンドに沿ったものを提供すれば、それだけで消費者に好印象を与えることができます。ノベルティにおいてもそれは同じこと。“旬”のノベルティを提供することで、受け取り手は愛着を持ってくれるだけではく、「こんなノベルティをつくってくれる会社はすごい!」と思ってくれるでしょう。

さらに、SNS最盛期の昨今、心に響くノベルティがあれば “拡散”も期待できます。企業も自社や製品PRのためSNSアカウントを保有している時代ですが、ユーザー自身がお気に入りのノベルティを拡散してくれれば、不特定多数の人々に企業PRをすることが可能です。また、トレンドに沿ったノベルティを提供することで、「ノベルティと言えばボールペンやクリアファイル」といったステレオイメージから脱却することもでき、他社との差別化も期待できるでしょう。

 

最近の“トレンド”って何?

最近の“トレンド”って何?

では、最新トレンドのノベルティとはどんなものなのでしょう。以下でその一部をご紹介します。

サコッシュ

サコッシュとは、袋部分にマチがなく、平らなデザインが特徴のカバンです。大き過ぎず小さ過ぎないというほどよい大きさから、最近では財布やスマホなどの貴重品を入れて、フェスイベントで身につけるという人も多いとか。企業のロゴや商品名を入れたサコッシュをイベントで配布すれば、その場ですぐ使ってもらえる可能性があるため、企業PRに役立てることができるでしょう。

トートバッグ

普段使いはもちろん、ちょっとしたお出かけや、ショッピングに行くときのサブバッグとしても活用できるトートバッグ。平らなデザインから、ビニールやかごを利用したものまで、さまざまなバリエーションを制作できます。また、普段使いできるクオリティのものを制作すれば、企業に好印象を持ってくれることはもちろん、SNSでの拡散も期待できるのがトートバッグの特徴です。

パスケース

通勤・通学で多くの人が使用する定期券。であるにもかかわらず、「パスケースは意外と手軽に購入できない」という特徴があります。すごくオシャレな人なのに、パスケースは会社から支給された安いものを使っている……そんな人も多いのです。

そのため、使い勝手がよく、デザインに優れたパスケースをノベルティとして配布すれば、普段使いしてくれる可能性は大。パスケースにロゴを入れるのはもちろん、カラーレザーやチェーンなどファッション性の高いアイテムを取り入れて制作すれば、男女問わず愛用してもらえるパスケースが仕上がるでしょう。

 

普段からトレンドをチェックしよう

トレンドに沿ったノベルティを制作するために、まず重要となるのはノベルティ制作会社のクオリティです。制作会社を選ぶ際は、その会社が過去に制作したものをホームページなどで確認してみましょう。企画力のある制作会社であれば、トレンドのノベルティについて熟知しているので、ヒアリング時に「最近はどんなノベルティが流行っていますか?」と聞いてみるのも◎。

また、次に重要なのはクライアント自身も日頃からトレンドをチェックしておくこと。ニュースやSNSで「何が流行っているか」をチェックし、ノベルティ制作に活かせそうなものがあれば候補に入れましょう。「これは本当にウケるかな?」というものでも、実際に制作会社に相談してみたら、意外な形で魅力的な試作品ができあがるかもしれません。