説明力

皆さん、こんにちは!!

寒くなったり、暖かくなったり、正に三寒四温という感じですね。

今週はまた、雪が伴う所もあり、寒さが増す様です。

今の時期、風邪やインフルエンザが流行っていると聞きますので、体調には充分ご注意をして下さい。

さて、先般、金融機関からの雑誌で、「社長の説明力」というものを読みました。

そこには、前段として、次の様な事が書かれていました。

「会社は社長の器より大きくならない」

では社長の器とはなんでしょうか?

それは人としての心の広さ、思いやり、考え方、そして、大局観や先見性、最後に覚悟と決断力というところでしょう。

しかし、如何に優れた社長でも、ひとりでビジネスはできません。

会社というチームでビジネスを円滑に進める為に必要なもの、それは「共通の目標」と「納得性」です。

そこで、社長が果たすべき役割は、社内にあっては社員の心を掌握し、全社員が目標に向かって一丸となって活き活きと仕事に取り組む環境を作り出し、社外においては取引先や関連会社の信頼を得て自社のポテンシャル(潜在的可能性)を引き出すことです。

その為には、社長の人間的魅力(人間力)、理性と感情のバランスのとれたコミュニケーション力、すなわち「社長の説明力」が必要なのです。

と、ありました。

これを読むと、私自身、まだまだだと感じますし、これからも留まることなく、もっともっと人間力を身に付ける努力をして行かなくてはならないと考えているところです。

しかし、この「説明力」というものは、社長に限らず現代ビジネスにおいては、非常に重要なスキルの1つであると考えています。

その昔、経済が順調に成長していた時代は、全員、気持ちが前のめりの状態でしたので、難しい説明をしなくても社内外、ビジネスが比較的上手く推移して行く傾向にあった様に思います。

物が売れにくくなった現代にあって、今や営業においては、企画や商品をプレゼンする場合、また、購買においては、価格や納期を擦り合わせする場合、相手を納得させるだけの「説明力」は不可欠です。

加えて、社内においても、上司にプレゼンや報告する場合も上述の様に上司を納得させるだけの「説明力」は不可欠となります。

当然ながら、部下に指示する場合も、納得させる説明は必要です。

その為には、マクロ的な視点、ミクロ的な視点、データ分析、様々な情報や知識などの裏付けが必要になってきます。

そして、それらを効果的に資料に落とし込みグラフなどを用い、言葉だけの説明に加えて、視覚的にも訴え納得をして頂ける様に働き掛けなければならないと思います。

これらの説明力は、お客様や購買先様、上司が、決断をする上での切っ掛け作りになるのだと考えます。

今や、どの会社においても、決断するリスクを取らない様になってきました。

これは、昔と違って会社が成長しずらい状況になってきている為、全員の気持ちが慎重になっている事に起因していると考えます。

お客様や担当の方、購買先様、上司の方々は、万が一、失敗した時の裏付けが欲しいのかもしれません。

ビジネス成功率が100%ということは、いつの世にも存在しません。

もし、そうならば全員がビジネスをすることでしょう。

どこまでを持って“分岐点”とするのか?を予め想定し、仮説を立て、それに対して様々な情報や知識を駆使して“分岐点”とするゴールまでの裏付けを説明し、納得をして頂き、そしてお客様や購買先様、上司の背中を押してあげる。

この様な事が必要だろうと考えるのです。

従って、特にデフレ経済下において、この「説明力」というスキルは重要だと考えますし、社長は勿論の事、各々、自ら伸ばす努力をしなければならないと思うのです。