広州交易会

皆さん、こんにちは!!

今日は本当に穏やかな天気ですね。

清々しい陽気です。

今日からゴールデンウィークと云う事ですが、、残念ながら今年は暦の関係で飛び石休日と云う方が多いのではないでしょうか?

長期旅行とはいかないかもしれませんが、どうぞ、それぞれの休暇をお楽しみ下さい。

さて、話は変わりますが、今週私は中国へ行っていました。

今回は、中国最大の展示会である広州交易会へ行き、中国企業の現状視察と新たなネットワークを構築すると云う事を目的に行って来ました。

当社のスタッフは何度か行っていますが、私自身は初めての交易会でした。

話には聞いていましたが、その規模の大きさは想像以上のもので、世界各国のバイヤーが来られていて国際色も豊か、正に最大の展示会でした。

恐らく全てを見て回るだけで、3~4日は必要な感じです。

今回、展示会を見れるのは、丸2日しかありませんでしたので、カテゴリーを絞って回る事にしました。

それでも、朝から夕方まで約7時間位、それを歩きぱなっしで2日間掛けて、クタクタになりながら漸く回り切ったと云う感じです。

私自身は、10数年前から中国へ行きだし、上海の展示会へは何度か行っていました。

今回、久し振りに展示会へ足を運びましたが、中国企業の進化のスピードには驚かされます。

最早、家庭日用品は日本製品と遜色ないレベルにあります。

ただ単に「モノを創る」と云う事であれば、完全に負けています。

やはり、私達はもっと川上のプロセスを強化しなければならないと感じました。

川上と云うのは、「商品企画」における一連のプロセスです。

日本市場で販売をするのであれば、その市場動向、消費者の購買動向など、当然ながら私達が熟知しておかなければなりません。

そしてその裏付けや背景、「コト」を以て商品企画をしなければならないと思います。

所謂、デザインも含めた商品企画力を更に高め、モノづくりにおける差別化を図らなければ中国を初めとする東南アジア諸国との競争には勝てないと強く感じました。

また、一方で、出展されている企業に話を聞くと、今回の来場者は少ないと云う事でした。

この話を聞いてもしかすると……次の国へのシフトが始まり掛けているのかもしれないと思いました。

その昔、日本もそうでした。

高度経済成長の頃、日本の家庭日用品展は国内外のバイヤーで溢れ帰っていました。

その経済成長も終わり、世の中にモノが溢れ、「売れる時代」から「売れない時代」へ変遷して行きました。

それと比例して家庭日用品展への来場者も年々減少し、今や、単独での開催は困難になって来ている様に思います。

もしかすると…日本が歩んで来た道を中国も少しずつ歩み出したのかもしれません。

上述の様に、家庭日用品においては日本製品と遜色ないレベルになって来ています。

原材料や人件費の高騰、元の切り上げなどにより、年々、コストパフォーマンスは弱くなって来ています。

更にコストパフォーマンスを求めて、ベトナム、ミャンマー、カンボジアなど東南アジアへと「モノづくり」が本格的に流れ出したのかもしれません。

その様な事を考えると、やはりコストパフォーマンスだけの「モノづくり」を求めていたのでは、いたちごっこに終始してしまいます。

今や、どこでも「モノづくり」は出来ます。

まして、家庭日用品であれば、メイドインジャパンは通用しません。

上述の様に、私達が一番熟知する日本市場、消費者意識、などを如何に「コト」として捉え、商品企画が出来るか?がポイントで、メイドインジャパンではなく、プロデュースバイジャパン、「モノづくり」は各国ネットワークの中からチョイスする、この様な形が望ましいのではないか?と考えている所です。

ただ「モノづくり」において、差別化が計れるとしたならば、圧倒的に短縮されたリードタイムだと思います。

通常、例えば1カ月生産に要するのであれば、1週間で生産する事です。

これが一番のモノづくりにおける差別化です。

アパレルメーカーの「ZARA 」の場合、通常、9カ月掛かると云われる服飾業界にあって、僅か2週間で新作が店頭に並ぶそうです。

想像を絶するリードタイムです。

これからの「モノづくり」はまず、商品企画力、そして更に生産において、圧倒する位のリードタイムの短さ、この2つの視点が差別化を計るポイントになる筈です。