天下分け目の‥‥‥

皆さん、こんにちは‼

今週は全国的に雨模様でしたね。

 

九州熊本では、地震により地盤が緩んでいる所に、今週の豪雨という事で、甚大な被害となってしまいました。

 

地震の上に、この災害という事で、誠にもって痛ましい限りです。

 

心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。

 

一方、関東方面は、水不足との事でしたが、こちらは今週の雨で少しでも解消されればいいのですが‥‥‥‥‥‥。

 

降って欲しい所には降らず‥‥降って欲しくない所には降る‥‥‥自然が相手ですので、当たり前なのですが、思う様には行かないものですね。

 

思う様に行かないというと、今週金曜日、イギリスにおいて、国民を二分する国民投票が行われました。

 

全世界が注目をした‥‥EU残留か?離脱か?の是非を問う国民投票です。

 

正に、天下分け目の戦いでした。

 

結果は、当初の予想を覆し、EU離脱というショッキングな決着となり、世界に衝撃が走りました。

 

しかし、そもそも何故、イギリスは経済的メリットのあるEUから離脱をしようとしたのでしょう?

 

その最大の理由は、移民・難民の問題と言われています。

 

現在、シリアやイラク、北アフリカなどから多数の移民・難民がEUへと流れ込んでいます。

 

困っている人達を受け入れるという事は、人道上、当たり前の事とはいえ、これがある意味、深刻な問題なのです。

 

EUの法律として、加盟国は、原則的に移民・難民は無条件で受け入れをしなければならないという項目があります。

 

拒否は出来ないのです。

 

移民・難民の流入は、安い労働力を意味し、自国民の仕事環境を脅かす事に繋がり、自国民の失業者が増加してしまいます。

 

また、そうなれば社会保障の観点から、増税という事にもなってしまうかもしれません。

 

そして、今後も移民・難民は「イスラム」などのテロの関係から、増加して行く傾向にあります。

 

その彼らにとって、「揺籠から墓場まで」と言われる手厚い社会保障のイギリスは人気国なのです。

 

例えば、福祉手当という金銭が与えられたり、医療が無償であったり、そして確実に住居も与えられます。

 

移民・難民にとっては、イギリスは天国という訳です。

 

従って、EUに加盟していると、その法律上、移民・難民を受けなければならない‥‥‥‥そしてその多くは、イギリスを目指す為、増税や自身達の仕事環境に及ぼす影響を考え、EUを離脱したいという訳です。

 

また、イギリスはプライドの高い国でもあります。

 

アメリカ、中国、日本に経済力は追い抜かれたとは言え、その礎はイギリスの産業革命にあると自負している国です。

 

現に、産業をはじめ、スポーツにおいてもイギリス発祥は多いですし、都市交通のインフラ‥‥‥信号機もイギリス発祥です。

 

極端に言えば、現世界はイギリスが作った‥‥‥ぐらいのプライドを持っています。

 

そんな自尊心からか?EUからの方針には、相入れない部分も多くある様です。

 

通常EUの通貨はユーロですが、EU加盟国にも関わらず自国通貨のポンドを使用している事からも、イギリスのプライドが垣間見られます。

 

自国の主権を取り戻す‥‥‥‥‥そんなプライド高き紳士の国、大英帝国としてのマインドも、EU離脱へと傾いた要因かもしれません。

 

いずれにせよ、EU離脱は確実となりましたので、今後、イギリス経済が‥‥‥EU経済が‥‥‥世界経済が、どの様に進むのか?に関心が集まります。

 

イギリス経済におきましては、EU離脱により、移民・難民の流入を防ぐ事になると思いますので、増税や安い労働力に仕事を失う事も少なくなり、労働者達にとっては、この離脱は良い方向なのかもしれません。

 

一方、輸出はポンド安に動くと思われますので、輸出にとっても良いのではないか?と考えがちですが、EU向け輸出が50%を占めるイギリスにとって、離脱によりEU向けは関税が掛かる事になりますので、そのあたりを考えると、輸出は鈍化する傾向‥‥‥。

 

また、EU圏、1660兆円と言われる経済圏にあって、今まで、人、モノ、金が自由に行き来できていたものに制約が掛かる事への懸念‥‥‥‥。

 

EU向けの生産拠点として、イギリスに投資をしていた企業の撤退‥‥‥‥。

 

イギリス経済は当面、不安定な状況で、どの様に考えても、経済成長はマイナスに推移すると思います。

 

当然、イギリスが離脱したEUも経済はマイナスへと進むでしょう。

 

アメリカ経済はイギリス経済とその昔から緊密な状況にあり、シンクロする傾向にあります。

 

イギリス経済の悪化は、即ちアメリカ経済の悪化を招く事になり兼ねません。

 

日本経済にとりましても、円高株安に進み、過度の円高株安は、大手や輸出企業の業績に悪影響を及ぼし兼ねません。

 

2008年のリーマンショクは、一企業が引き金でした。

 

しかし、今回は、一国‥‥しかもイギリスの話です。

 

不透明な部分も多分にありますが、イギリス経済が予想以上に悪化した場合、世界経済にとっては、リーマンショクでは済まされない事態も予想されます。

 

今後の推移を注意深く見守って行かなければならないと思います。

 

しかし‥‥‥‥現代社会において、その変化は、いつどこで何が起こるか?わかりません。

 

そして、その変化が私達のビジネス社会を直撃する時代です。

 

今までであれば、お客様や市場の変化だけを見ていればビジネスの方向性は、ある程度示せたと思います。

 

もはや、今の時代は、自社の位置から3つ4つ上の位置を見なければならないと改めて痛感します。

 

自社の位置より、3つ4つ上の位置‥‥‥‥‥自社の1つ上はお客様、2つ上は市場、3つ上は政治動向による日本経済、そして、4つ上は、世界の指導者の政治動向による世界経済‥‥‥‥‥もはや、お客様だけの事を考えてビジネスをしていたのでは、大きなウネリに飲み込まれてしまいます。

 

世界経済→日本経済→市場の変化→お客様‥‥‥4つ上を常に注視し、その上で、変化をいち早く察知し、速やかに、方向性を示し、速やかに、全社として行動をしなければならない‥‥‥‥‥これが遅れれば、遅れる程、危機的状況に陥る‥‥‥‥こんな時代ですね。