ブレイクスルー

皆さん、こんにちは‼

蒸し暑い日が続きますね。

ただ‥‥まだ真夏と比較すると、朝晩は若干涼しい感じがします。

これであれば8月も乗り越えられるのですが‥‥‥‥‥‥‥。

さて、話は変わりますが、先般、会計事務所の先生から興味深い資料を頂きました。

「年商50億円を目指す企業の条件」というものです。

私達も「挑戦的5ケ年計画」を2016年7月から実施しており、その50億という数字を目指すにあたり大変参考になる資料でした。

優良企業はどのような経営、行動特性によって、優良たる企業と成り得たのか?を研究・分析する事により、その答えを導き出すというもので、産能大学の宮田教授の研究成果「収益結晶化論」に関する資料でした。

その研究のベースになる情報は、TKCコンピューターシステムを利用する全国の税理士や会計士が精密監査した全国の中小企業の財務データが基になっています。

従って、私達と同じ中小企業ですので、その研究成果も私達にとって参考になるのではないか?と思っている所です。

今日はその中から「ブレイクスルー条件」をご紹介させて頂きます。

1. 年商10億 経常利益1億への条件

「製品開発」

  • ヒット商品(サービス)あり
  • 開発途上商品(サービス)あり
  • 複数商品(サービス)や事業あり

「組織管理」

  • ピラミッド型

「人事・教育」

  • 高いモラル

「財務管理」

  • 部門別業績管理実施
  • 部門別貢献利益の把握
  • 利益計画の策定

「経営者」

  • 信条を保有
  • リーダーシップバランス型

2. 年商30億 経常利益3億への条件

「マーケティング」

  • 市場規模1000億円以上
  • 対象市場は全国・世界
  • 指名買いあり

「組織管理」

  • 事業部制採用
  • 利益貢献度測定指標あり

「財務管理」

  • 中長期経営計画あり

「経営者」

  • 高製品(サービス)の認識
  • 戦略策定型
  • 創業経過20年超

研究成果によると、10億円を超える企業では、複数の製品(サービス)種類や事業種別があり、ヒット商品(サービス)の存在が条件になると言われています。

また、同時並行として、現在進行形の複数製品(サービス)や事業の案件を常にリアルタイムで持っている‥‥‥と。

財務管理に関しては、部門別業績管理、利益貢献管理、利益計画は当たり前の事として実施しており、興味深い点は、人事教育の条件において、「高いモラル」を挙げている点で、私も大いに共感できる所です。

いわば、ここが肝かもしれません。

昨今、私も考えている事で、特に、部門の上に立つ人達が、打算や自己顕示欲、又は優しさだけに支配をされているようでは、ある一定の所までは行ってもそれ以上は突破しない‥‥‥これが現実です。

今期私達の会社でも改めて、経営方針に「人間力」と「能力主義」を明記しました。

能力や実力は勿論、まず第1に備わらなければならないのですが、そのうえで「人間力」も備わっている人達が、各部門のトップに立つような組織でなければならないと考え、改めて方針に明記したのです。

また、年商30億円を突破するには、市場規模がまず問題との事です。

ニッチな市場に参入をした所で、30億円を突破するのは困難で、市場規模1000億以上は必要との事でした。

そして、その販売網も全国・世界に販路を持ち、「指名買い」されるものがなければ困難だそうです。

いわば「ブランド化」が必要という事です。

その組織管理において、5ケ年計画のような中長期経営計画をグランドデザインし、そのゴールからの逆算により、今を遂行する‥‥‥‥こんな管理手法が不可欠との事で、財務管理においては、事業部制の採用が必要との事でした。

部門別や次期利益計画という財務管理では10億を超えるまでが限度だそうです。

では‥‥‥‥‥‥30億円を突破すると、次なる高見はどのようになっているのでしょう?

上述のように中小企業のデータがベースになっており、その性格上、100億円以上の企業は除外されています。

その為、30億円をブレイクスルーした後は「高収益企業」の条件という定義付けになっていました。

因みに、高収益企業への条件として‥‥‥

「製品開発」

  • 特許保有
  • 開発専門チーム(社内外)
  • 開発費用の予算化

「組織管理」

  • 能力重視
  • 役員合議型

「取引銀行」

  • メインバンクなし

「株式公開」

  • 公開の意思あり

「経営者」

  • 苦労体験あり
  • コンサルタント型
  • 社会貢献の意思
  • 創業経過年数40年超
  • 経営理念・価値観を重視

ここで目を引くのは、やはり製品(サービス)開発という点です。

このレベルの企業では、特許保有や開発専門チームの設置というように、独創性創出へのアプローチがきっちりと行われ、その結果、価値の提供がなされ、高い収益性を生み出しているとされています。

10億、30億‥‥‥‥‥高収益企業と企業の成長には上述のように様々な条件は最低限必要だと思われます。

そして、何よりも経営者自らが、上述の条件を満たして余りある成長をして行かなければ、ブレイクスルーは成し得ないと言う事だろうと考えます。

自戒も含め、企業成長や社員達‥‥そして全てのステークホルダーの為、社長自らがブレイクスルーして行きましょう‼