第5の経営資源「ブランディング」の手法①

皆さん、こんにちは‼

今週はホント厳しい寒さが続きましたね。

雪深い地域の方々には申し訳ないのですが‥‥‥‥‥‥私は寒さが苦手なものですから、今回の寒さにはちょっと参りました。

来週も更に厳しい寒さが予想されていますので、呉々も事故には気をつけて頂き、そして、どうぞお身体にもご自愛をください。

さて、今日は先週からの続きとして、簡単に出来るブランディングの手法について話を進めさせて頂きます。

その昔、長らく経営資源は「人」「モノ」「金」と言われ続けていました。

時が進み‥‥‥スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツの登場により、時代は情報化時代へと突入し、経営資源に「情報」が加味されるようになりました。

これら4つの経営資源を有効に活用をして企業経営をしなさい‥‥‥‥‥こういう事でした。

そして‥‥‥‥‥現代、新たに第5の経営資源として「ブランディング」が叫ばれるようになってきました。

「人」「モノ」「金」「情報」‥‥‥‥これらの経営資源はやはり、大手企業には到底かないません。

しかし‥‥‥‥‥第5の経営資源ブランディングに関しましては、原則「全社員が一丸となって取り組むもの」ですので、「人」「モノ」「金」「情報」の差は殆ど関係なく、たとえ中小零細企業であったとしても大手企業に引けを取らずに活用出来る経営資源だと考えています。

従って、激動の時代において、中小零細企業こそ、この「ブランディング」に力を入れ、大手企業とも渡り合える経営資源を武器に、現代を生き抜かなければならないと思っています。

それでは、最初に、ブランディングの効果をお話しします。

【ブランディング効果】

① 社内に一体感が生まれる(組織力の強化)

② ブランドに共感をしてくれる人財が集まる

③ ブランドに共感をしてくれる顧客が集まり、いわゆるファン化が出来る

④ ブランドに共感をしてくれる購買先が集まる

⑤ 他社との差別化を図る事が出来る

以上のような効果があると言われています。

私も第5の経営資源「ブランディング」を実施しなければならないと考え、数年前にブランディング会社と提携をして、高額の費用を支払い実行しましたが、なかなか上手くは行きませんでした。

「何故なんだろう‥‥‥‥‥」

「何故、上手く行かないんだろう‥‥‥‥」

このジレンマと歯がゆさに、さいなまれる日々でした‥‥‥‥‥‥

ブランディングは上述のように私達中小零細企業こそ活用しなくてはならない経営資源である事は、間違いないと確信をしています。

これを全社で推進する事が企業の成長にも繋がり、敷いては、社員の人達にも還元出来ます‥‥‥‥‥‥‥

しかし、全社員、なかなか重い腰が上がりません‥‥‥‥‥‥‥

如何にすれば、「人」「モノ」「金」「情報」に限りがある中小零細企業において、ブランディングを成功させる事が出来るのか?

これを日々考える中で、1つのブランディングへの道筋が見えて来ました。

当社もまだまだ再ブランディングの過程にはありますが、私の失敗から、経営資源である「金」をあまり掛けずに成功させるブランディングの手順・手法を考えましたので、ご紹介させて頂きます。

ご参考になれば幸甚です。

【ブランディングの手順・手法】

〔再定義〕

まずは、ブランディングを再定義する所から始めました。

分かりにくかったり、頭打ちになったりすると、私自身、今一度、定義を見直してみる‥‥‥このような事をよくします。

再定義をしたり、定義を広げたり、狭めたり、深掘りしたり‥‥‥などを繰り返すのです。

そうする事で、見えなかった全体像が見えて来たり、ゴールへの道筋が見えて来たりする事があります。

「ブランディング?何それ‥‥」

「何か?難しく、ややこしそう‥‥‥」

「横文字ばっかりでよくわからん‥‥」

「なんでそんなんやらなアカンの‥‥」

「今の仕事があるのに邪魔臭いな‥‥」

ブランディングの開始当初、全社員はこんな考えが大半を占めていたと思います。

これでは幾ら高い金額を投資して、表面や格好だけを取り繕っても、中身が伴っていないので上手く行くはずはありません。

何故なら、ブランディングは原則、「全社員一丸となって取り組み、築き上げ続けなければならないもの」‥‥‥‥‥だからです!

従って、まず何よりも先に、全社員の理解や意識改革‥‥‥それによる主体的な活動が根っ子の部分にないと、「絵に描いた餅」となってしまうのです。

よって、上述のような考えや意識のままでは、理解出来る人と出来ない人が現われ、ブランディングを定着させるには困難な状況であったと分析しています。

「まずは、誰にでも理解出来るようにしなくては‥‥」

これを念頭に、今一度ブランディングの定義を見直す事にしたのでした。

『誰にでも理解出来、シンプルで且つ腹落ちして、活動に結びつく』‥‥‥このような魔法の言葉・定義はないものだろうか?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

【ブランディング定義】

ブランディングとは「‥‥‥‥らしさの追求」である‼

簡単でしょ‼

何も難しい事はありません!

どなたでも理解出来るのではないでしょうか?

定義を意識するだけで、何か活動が出来ると思うのではないでしょうか?

このブランディング定義は、当社だけのものではなく、どの会社であっても共通だと考えます!

ブランディングとは「‥‥らしさ」を追求する活動‥‥‥‥‥これに尽きます‼

この再定義により、全体像が見え、道筋が見えて来ました。

ブランディングは、何も企業だけの事ではなく、私達個人個人でも同じです。

「この言動は誰々さんらしい‥‥‥」ってよく言いますよね。

これも立派なブランディングです。

その人の身なり・立ち居振る舞いが、その人を表現しているので、誰々さんらしい‥‥‥‥となる訳です。

そう考えるとブランディングは、皆さんが知らず知らずのうちに、大なり小なり、既に行っている事ですよね。

個人でも行っている「‥‥‥らしさの追求」を企業として、全社員が意識的に行っていきましょう‼‥‥‥‥これが、ブランディングという事です!

ブランディングを続けて行くとやがて、「ブランド」という価値が出来上がるという論法になる訳です。

当然、ブランディングという言葉から連想される、いわゆるブランド企業であっても同じです。

「この商品はシャネルらしいね‥‥‥」

また、ブランドを扱っている店の雰囲気や店員の立ち居振る舞いを見ても「なるほど○○ブランドらしい‥‥‥」‥‥‥‥。

個人であっても、ブランド企業であっても、全ては「‥‥‥らしさの追求」なのです。

そして、何もブランディングをするという事は、今の仕事にプラスα‥‥‥負荷が掛かるような事ではないですよね。

例えば、自分自身、個人のブランディングとして何か?負荷が掛かっていますか?

また、ブランド企業を思い浮かべて見てください‥‥‥‥‥‥‥

何か?彼らは、負荷が掛かった仕事の仕方をされているでしょうか?

ブランディングとは、プラスαの仕事ではなく、「‥‥‥らしさの追求」をし続ける事‥‥‥‥これこそが、彼らの仕事の根っ子なのです。

ここの所を誤解なきようにしてください‼

ブランディングは現在の仕事プラスαではなく、ブランディング「‥‥らしさの追求」‥‥‥これが仕事そのものだと言う事を‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

それを追求する事によって、他社との差別化が図れ、それに共感する人財が集まり、お客さんが集まり、ファンになってくれるのです。

個人であっても、周りから共感を得られる「‥‥らしさの追求」を意識的に日々行っていれば、知らず知らずのうちに、気がつけば、自身の評価が上がっていて、その人の周りには人が集まる事でしょう。

逆に、人から共感を得られないような言動をして、自身のブランディングを怠れば、知らず知らずのうちに、気がつけば、自身の評価は下がり、その人の周りから人は離れて行く事になります。

個人であっても、企業であっても一緒ですね。

やはり「‥‥‥らしさの追求」なのです。

周りから共感を得られるような「‥‥‥らしさの追求」‥‥‥これを意識的に日々続けて行く事‥‥‥‥そうすればやがてSMAPのように、多くの人々から支持される企業に成長して行く事も可能です。

SMAPも最初からSMAPではありません。

キムタクも最初からキムタクではありません。

「‥‥‥らしさ」を追求して行く事で、やがてSMAPというブランド価値に‥‥‥キムタクというブランド価値になったのです。

中小零細企業であっても同じです。

最初から大手企業も大手企業ではありません。

大手企業も中小零細企業の時代があったのです。

中小零細企業を今の時代においても、成長の過程を歩ませてくれるもの‥‥‥‥‥‥それがブランディング「‥‥‥らしさの追求」なのです。

今日のところは、ブランディングとは、各企業における「‥‥‥らしさの追求」である‼

‥‥‥‥シンプルで誰にでも理解が出来ると考えますので、その定義をまずしっかりと認識をしておいてください。

そして‥‥ブランディングは負荷される仕事ではなく、「‥‥‥らしさ」を追求する事そのものが仕事なのだという事を‥‥‥‥‥しかと認識を新たにしてください。

ブランディングを行うには、まずは、定義を全社員が理解する事‥‥‥‥定義を実行する事が仕事であるという事‥‥‥この2点をまず腹落ちさせなければ、100%上手くいきません‥‥‥‥‥‥逆に上述の2点が全社員に共有出来、全社員が腹落ちをし、活動するようになれば、間違いなく成功をします‼

従って、今日は、ブランディングの肝である、考え方や意識という部分に時間を割いて話しを進めた次第です。

これからは具体的な手順・手法について話をして行きますが、長くなりそうですので、また次週にさせて頂きます。

予告編として、ブランディングは4つで構成されていると考えています。

1. 全体像

2. 日々の言動(立ち居振る舞い)

3. スキル《出来る事→USP優位性(自社にしか出来ない事)》

4. VIやCI《ビジュアルアイデンティティー、コーポレートアイデンティティー》

全体像をどのようにして描くのか?

立ち居振る舞いをどうするのか?

自社(各事業部)にしか出来ない事とは何なのか?

見せ方、魅せ方をどのようにするのか?

上記に対する「‥‥‥らしさの追求」がブランディングです。

SMAPの全体像は、その名の通り「スポーツ・ミュージック・アッセンブル・ピープル‥‥‥運動と音楽を融合する人々を目指す」というものです。

従って、順序から言うと、まず全体像を決めた事になります。

そして、まずは、彼らの見た目や言動・立ち居振る舞い‥‥‥これに共感を覚え、ファンが広がります。

様々な経験を積み重ねる事で、スキル(出来る事)が増え、それによりまたファンも拡大します。

彼らがスキルアップの努力を続ける事でやがて、彼らにしか出来ない価値が生まれ、人々から愛される「オンリーワン」のグループへと登り詰めたのです。

SMAPのストーリーを見ても、ブランディングの順序というものが見えて来ます。

次週より、具体的な手順・手法をご紹介させて頂きます。