個と組織の力を伸ばす‼︎

皆さん、こんにちは‼︎
めっきりと寒くなって来ましたね。
今年も残すところ、あと3週間です……ホント早いですね。
皆さん、風邪などをお召しにならないよう、お身体にはご留意くださいませ。

さて、話しは変わりますが、企業にとって個の力を伸ばすことも重要ですが、チームの力を如何に伸ばしていくのか?はより重要な課題です。

今日はミサワホーム現会長である竹中氏の
「竹中式 営業5ケ条で個と組織の力を伸ばす」をご紹介させて頂きます。

ご参考頂ければ幸甚です。

竹中氏は、新人時代3年半で100棟以上の住宅を販売した記録を持ち、管理職時代には、チームとしての販売記録も打ち立て、社長会長まで上り詰めた実績を持っておられる方です。

何週かに分けてご紹介をさせて頂きたいと思います。

【営業5ケ条】

① スピード対応によって熱意・誠意が伝わる
『竹中氏がまだ駆け出しの頃、ご契約頂いたお客様に
「なぜ?ミサワホームを選んでくださったのですか?」と尋ねたところ一番多かったのは「住宅展示場に行って、その日のうちに家まで来てくれたのは竹中さんだけだったから…」という答えだったそうです。
競合他社や競合商品がない……という業界はまずありません。
時間が経つに連れ、お客様の記憶はどんどん薄れて行きます。
だから、記憶があるうちに会えると、一から説明をしなくても済みますし、記憶として明確に残しておくことに繋がると思います。

早くアクションを起こすことは営業効率を向上させます。

営業はスピードが何よりも大事です。

スピード対応すれば、こちらの熱意や誠意がお客様にも伝わるものです。』

上述は竹中氏が新人の頃、心掛けていた対応の一つです。

このスピード対応によって、まずは個人としての実績を積み上げ、力を付けて行ったと言います。

当社におきましても「スピード」は私自身よく使うフレーズです。

そして新しい方が入社された時には、業務処理能力は高いのか?低いのか?を注視しています。

業務処理能力が高い…ということは「スピード対応」が出来ているということになります。

このような人は、
目的・目標意識が高い……
原価意識が高い……
期限(時間や納期)意識が高い……
逆算的論理思考が高い……
俯瞰的な見方が出来る……
回りとの協調・巻き込む力が高い……傾向にあります。

従って、業務処理能力の高い人は「仕事が出来る人」が多いのが現実です。

指示された業務を1つしか出来ない人……
1日で何個も処理する人…………
1日1件しか訪問しない営業マン……
1日何件も訪問する営業マン…………自ずと結果は明らかです。

しかし、毎回毎回、いつもトップギアで走り続けていれば疲れますよね。

スピード対応は闇雲にするのでは無く、上述の竹中氏のように意味のあるスピード対応が求められます。

私自身もココ!という新しいお客様や購買先……または、
案件の進捗具合をみて重要なポイントの時などは、立て続けに面談をするようにしています。

それにより、会社名・名前・顔……または、案件内容をしっかりと相手に印象付けすることができ、その後の営業がし易くなるものです。

スピード対応は営業は元より、全社活動においても重要です。

社内においても、仕事は誰かしらの相手が必ず存在します。

「荷受け」一つとってもそうです。

荷受け→保管……これで完結している訳ではありません。

保管をしたら次のプロセスで出荷をする人達がいます。

……であれば、その人達が意図するようなスピード対応・精度が求められます。

その為にはコミュニケーションのスピード対応を行い、次のプロセスの人達が何を求めているのか?……の情報を集めなくてはなりません。

その情報(期待値)を基に、スピード対応をするということになります。

仕事はバトンリレーです。

誰からかバトンを受け取り、また次の人に渡す……

バトンを受け取る時の受け取り方、バトンを渡す時の渡し方………せめて前後のこの辺りまでは意識をしなければなりません。

全てが自身の中で完結することはあり得ないのです。

1人1人が社内外共に、メリハリの付いた……的の得た……相手の期待以上のスピード対応……この活動が個の力を高めることに繋がり、強いてはチームの力を押し上げることに繋がるのです。

長くなりそうなので、この続きは次回のブログで……………