環境の構築

皆さん、こんにちは‼︎
めっきりと涼しくなって来ましたね。
香芝にある本社工場眼下では稲が実り、鈴虫の声も盛んになって来ました。
寒暖の差も激しくなり、私も先般久しぶりに風邪を引いてしまいました。
皆様方におかれましては、お身体にはどうぞご留意くださいませ。

さて、話しは変わりますが、近頃、国内外が俄かにきな臭くなって来ました。

国内にあっては突然の解散総選挙……
国外にあっては北朝鮮問題……

以前にもお話ししましたが、時代は利己主義・自己利益追求へと傾いている感じがします。

これも総体的に、好景気感がない……気持ちのゆとりがない事を意味していると思います。
確かに数字だけを見ると大手企業を中心に経済指標はいいのかもしれません。
しかし、その業績を向上させる為に、1人あたり、やらなければならない仕事量や職務が増え………しかも時間に限りがある中でやらなければならない………

現代において、効率化、多能工を追求する事は結果を出す為には、致し方ない部分はあります。

しかし人数や時間には限りがあり…………
数字的には良く見えても、各企業や各人は、いつも何かに追われ、その中で凌ぎを削り疲弊している………これが現代社会だと考えます。
従って国も企業も人も、気持ちのゆとりが無くなり、利己主義へと傾いて行くのだろうと思います。

今回の解散総選挙……内閣改造をし、自ら仕事人内閣と呼んだにも関わらず、一切仕事をする事無く、党利党略の為に解散をする……

今回の解散総選挙は本当に国民の為なのでしょうか?何を国民に問うのでしょうか?
何れは総選挙をしなくてはならない訳ですが、何故いま??の疑問は残ります。

また、北朝鮮問題……「世界が自分を認めてくれない」…だからミサイル・核開発をする…まるで子供です。
これも本当に自国の国民を考えての行動でしょうか?

世界にはルールや方向性があり、それを無視して行動したのでは、当たり前ですが、誰も認めてくれる訳がありません。

これは企業ですら同じです。

北朝鮮が世界から認めてもらうには、まずは現代の世界秩序を遵守し、方向性を共有し、核開発等を中止する………
この方向性に向いた時、世界も認めて、手を差し伸べてくれるのではないでしょうか?
またトランプ大統領もまるで子供のように舌戦を応酬しています。
せめて、どちらかが大人の対応をしなければ子供の喧嘩に発展し兼ねません。

万が一、軍事衝突となれば、アメリカ本土は問題ないかもしれませんが、同盟国である日本や韓国………そしてその国民は大なり小なり被害を被る事になります。
一説に、東京にミサイルが落とされた場合、その犠牲者は100万人とも言われています。

北朝鮮の秩序を無視した暴挙は許せませんが、どちらも自身のプライドだけで暴走したのでは収拾がつかなくなってしまいます。

これら全て利己主義の結末です。

安倍総理が言われる国内外における「国難」とは、見方を変えると、利己主義を追求する余り、自ら招いてしまった事なのかもしれません。

現代においては国だけでなく、企業においても利己主義へと傾いています。

企業は営利目的……しかし、これも利己利益だけを追求し、追っ掛けたのでは周りとの摩擦を生み、社員達が疲弊してしまいます。

まずは会社の方向性を見誤る事無く舵をとらなければなりません。

そして全員がその方向性に向かって進む………
そして、出来るだけ無駄な仕事や業務を無くす…
又は簡素化・マニュアル化を行い、人や時間の余裕を生み出す……進む方向性が間違いなく、それに向けて活動さえすれば結果はついてくる…………

このような企業運営が全社で実現すれば、現代においても少しはゆとりの気持ちを持って仕事に向かえ、且つ結果も伴うのではないか?と考えています。

いかなる変化の時代においても、国であれば国民が………
企業であれば、社員達がイキイキと楽しみながら、仕事や生活が出来る環境を構築する……………
国の指導者も企業の経営者もこれを追求して行かな ければなりませんね。