労働生産性⁈

皆さん、こんにちは‼

今日で3月も終わりですね。

随分と気温も上昇し、東京では桜が満開間近です。

ようやく、気持ちの良い季節になって来ました。

春の息吹を感じる為に大いに外へ繰り出しましょう!

そうすれば、ストレスも解消され、心身共にリフレッシュでき、明日の活力にも繋がるのではないでしょうか。

さて、話は変わりますが、現代の日本にあって90%を占める中小零細企業は全体的にジリ貧の傾向にあると言われています。

確かに、私達のお客様を見ても、旧来のお客様のほとんどが売上を下げている状態です。

従って、弊社も去る事ながら、どの会社においても、新規顧客の創造、顧客構造の変革は必要不可欠だと言わざるを得ません。

加えて、労働生産性を如何に高めるのか?

と言う事も重要なファクターです。

OECDの統計によりますと、日本の労働生産性は、主要先進国7ヶ国で最下位です。

これは上述のように、日本には圧倒的に中小零細企業が多く、そして、その中小零細企業の多くは、お客様に言われてから動く‥‥いわゆるOEMによる受注生産型の企業です。

市場が小さくなり続けている現代にあって、

受注生産型だけを行っていたのでは、当然ながら、売上・利益はジリ貧になります。

そしてその対応を同じ時間、同じ人数で行っていたのでは、必然的に労働生産性は落ちると言う事になります。

先進国の中で日本は労働生産性が最下位‥‥‥‥‥‥上述のように、日本の市場、産業構造、そして中小零細企業の在り方に大きく起因していると考えます。

構造的なモノは私達ではどうする事も出来ません。

であれば、私達、各中小零細企業それぞれが労働生産性を改善する活動をしなければなりません。

労働生産性とは、1人の労働者が1時間に生み出す付加価値を言います。

要は、「時間対価値」という事です。

その昔、右肩上がりの時代であれば、1社に対して売上が月に100万あったとします。

‥‥‥現在は月に10万‥‥しかし、対応する時間は一緒‥‥‥‥‥。

受注生産型の中小零細企業にはよく見かける事ではないでしょうか?

例えば、上記の場合、労働生産性は10分の1になってしまっています。

このような事を全般的に続けていますと、企業としては保ちませんし、国においても、全般的に労働生産性が低下すると言う事になるのです。

労働生産性を高めるには、労働投入量(人数・労働時間)を削るだけでなく、付加価値を向上させる事も重要です。

安いからと言って倍の数量が売れる時代ではないのです。

出来ない‥‥‥やらない理由を考えるのではなく、時代が変化すると、考え方、対応を改めて、労働生産性を高める活動に結び付けなければなりません。

① 如何に少ない時間で売上・利益を作るのか?

② 少ない人数でより以上の売上を上げられないものか?

③ 高く売るにはどうすれば良いのか?

④ 新しい顧客を常に作るにはどうすれば良いのか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

労働生産性を如何に高める事が出来るのか?は国としても大きな課題となっていますが、私達中小零細企業においても、各社が‥‥‥‥そして各人が考えなければならない事なのです。