初心忘るべからず

皆さん、こんにちは‼

今週は激冷えでしたね。

東京では交通機関にも乱れが出る位の大雪に見舞われ、大阪、奈良でも初雪が降り、芯から冷える‥‥‥こんな寒さでした。

まぁ〜1月中旬で本来なら一番寒い時期なので仕方ないのですが‥‥‥。

今までが暖かかったものですから、寒さが堪える感じがします。

皆様方には、どうぞ風邪などを召されぬ様、ご注意をくださいませ。

さて、先週来より世間を騒がせていましたSMAPの解散問題ですが、まだ火種はクスブっている感もありますが、存続という一定の方向性が出て、皆さん一様にホッとされているのではないでしょうか。

スポーツ新聞はさる事ながら、五大紙にも取り上げられる程の反響で、政財界からも様々な意見が飛び交うという状況でした。

今や、衆議院解散よりも、この日本においてはSMAP解散の方が、株価や経済に影響を及ぼし兼ねないのではないか?と思う位です。

いずれSMAPも、その様な時期は自ずと訪れるのかもしれませんが、一先ず、何はともあれ良かったですね。

これからも今よりも増して、日本中を元気に明るく‥‥‥そして笑顔にして頂きたいと思います。

さて、再び話は変わりますが、今年の就職戦線は2ヶ月前倒しとなり、年が明けてから、本格的に動き出す学生達も多いのではないでしょうか?

希望と不安が入り混じった中での就職活動となります。

昨今特に採用が目立つのが体育会系の学生達です。

全国の大学生の中で体育会系の部活に所属している学生は7〜8%。

しかし、新卒採用のうち3〜4割を体育会系学生が占めるという大手企業は少なくありません。

では何故?体育会系学生が有利なのでしょう?

ダイヤモンド社によりますと、その理由は4つあると言われています。

まずは、礼儀正しい‥‥という事が挙げられます。

多くの部活はキャプテンを頂点としたピラミッド構造の組織になっており、「先輩の言う事は絶対!」という厳しい規律の下で学生時代を過ごします。

さらに、組織への帰属意識も高く、体力もある‥‥というのが魅力の様です。

確かに、社会や企業は縦社会が一般的ですので、それを学生時代に身に付いているというのは大きなアドバンテージだと思います。

特に昨今、挨拶が出来ない‥‥‥何か言うと直ぐふくれたり、露骨に嫌な顔をしたりする人が多くなっている感じはします。

挨拶や礼儀作法から教えなくてはならない‥‥‥今の変化の早い時代にあって、そんな時間とお金を企業側も掛けられない‥‥これが本音でしょう。

「挨拶がきちんと出来る」「礼儀正しい」「上司から言われた事は素直に動く」「ハキハキしている」「明るい」‥‥こんな事が体育会系学生には備わっていて企業側としても魅力的に感じるのだろうと思います。

元ジャイアンツの監督である原辰徳さんは、伸びる選手の条件として、「素直」「謙虚」「朗らか」この3つを挙げられています。

体育会系学生には上記の3つも備わっている感じがします。

2つ目は、部活の繋がりです。

体育会系学生が就職で有利な結果を残せるのは、OBやOGの方々の存在も大きいと言います。

そして、入社後、営業職など多様な人脈‥‥縦社会の繋がりを武器に、結果を残しやすい土壌がある事も企業側としては魅力に感じている様です。

3つ目は、目標達成へのストイックさ‥‥だと言われています。

これが、彼らの最大の魅力だという事です。

「日本一になる」「リーグ優勝をする」など、具体的な目標を掲げ、その目的の為に、日々厳しい練習に励んでいます。

目標から逆算して、どんな練習をしなくてはならないのか?チーム一丸となる為にはどうすれば良いのか?‥‥こんな事を学生時代に実践しているのです。

企業に入社しても営業ならばノルマの達成、その他の部門であっても目標を達成する事はついてまわります。

どういうプロセスを踏めば、目標達成出来るのか?を考える癖がついているのは非常に大きいと言います。

確かに、今の時代、右肩上がりの時代とは違って、「具体的な目標の設定」→「目標から逆算した行動計画」‥‥これは目標を達成して行く上で不可欠な考え方です。

これを企業に入ってから教えるのでは無く、学生時代から当たり前に出来る‥‥‥これもアドバンテージとしては大きいものです。

最後に、優れたスケジュール管理能力と効率性‥‥‥これも体育会系学生の大きな魅力の1つだと言われています。

体育会系学生はとにかく忙しい!

ある体育会系学生は「朝6時半から練習、その後午前〜夕方まで授業、放課後練習、pm10時に帰宅、研究室の課題やテスト勉強‥‥」こんな感じです。

ダラダラ過ごす学生像とは掛け離れています。

この様な毎日を過ごしていますので、自ずと、「効率的に時間を使うには?」こんな事を考えながら行動する習慣が身に付いているのです。

当たり前の様に優先順位を付け、就職活動でも効率を考え、やみくもにエントリーシートを出さない‥‥‥こんな感じです。

これらも、企業に入社してから教えるのでは、時間が幾らあっても足りません。

学生時代から当たり前の様に出来ている‥‥これも企業側から見た魅力になっています。

私も様々な方々を見てきて、業務処理が遅く、効率的では無い人は、中々結果は出ないと実感しています。

逆に、時間管理が出来、業務処理能力も高く、効率的に動ける人は結果を出しやすい傾向にあるのは事実です。

「礼儀、挨拶、縦社会」‥‥昔は親が厳しく、当たり前だったと思いますが、現代の親御さんの躾や兄弟姉妹の少なさから、出来ない人達が増えている感じです。

また、「目標へのストイックさ」「スケジュール管理と効率性」これらは、現代企業にあっては当然の事ですが、以前の様に企業側も教えるだけの余裕が無く、即戦力として体育会系学生に注目をしているのでしょう。

これから、就職活動をされる方々は、「私は体育会系学生ではないから‥‥‥」と諦めるのでは無く、上述の様な事を企業側は望んでいると捉え、研鑽されれば良いのではないでしょうか。

最後に学生達に‥‥‥。

今、不安はあるものの、希望に胸が膨らんでいるのではないでしょうか?

そして、就職‥‥‥‥‥。

そこで、1つ‥‥‥誰もが幸せになれる魔法があります。

それはただ1つ‥‥‥「初心忘るべからず!」という魔法です。

誰もが、希望に満ちて就職される筈です。

その時の気持ちを忘れない‥‥という事です。

時間が経てば、そんな事も忘れたり、日々思い通りには行かなかったり‥‥‥ふくれたり、愚痴ったり‥‥‥そんな事を繰り返しても良くなる事はありません。

それに、世の中は自身の思い通りにならない事の方が多いものです。

幸せに感じるのも‥‥感じないのも‥‥‥仕事を楽しむのも‥‥楽しめないのも‥‥‥全て自身の考え方1つなのです。

だから、最初の気持ちを忘れないで欲しいと思うのです。

これが唯一、自身を幸せに出来、そして誰もが出来る魔法なのです。

私達の会社も当然ながら人の出入りは付き物です。

しかし、退社された方から「今頃になって、やっと社長の言われていた事が良くわかる様になりました‥‥」と‥‥こんな事を良く聞いたりします。

主体的になれたのだろうとも思いますし、今までは矢面に立たなくても良く、誰かに守られていたのが分かったのでしょう。

残念ですね。

全ては、他人では無く自分次第‥‥‥自分の考え方次第なのです。

どうか、正しい考えを持って「世界に一つだけの花」‥‥‥その大輪を咲かせてください!

SMAPもマネージャーも、初心を忘れなければ、こんな騒動にはならなかった筈です。

初心を忘れなかったのは、木村拓哉さん‥‥‥‥‥‥そしてファンの方々だけでしたね。

そんな「初心を忘れなかった」人達に、今回は救われたのではないでしょうか。

 

webサイト:www.monocoto.life

コンセプト:「誰かを幸せにする歓びを共に」