不況また良し‥‥第2弾

皆さん、こんにちは‼

今週金曜日(12日)、私達の会社では初めてセミナーを開催しました。

お忙しい中、大勢の方々にお越しを頂き、本当にありがとうございました。

心より感謝申し上げます。

皆様に喜んで頂ける様なサービスをより以上に展開しなければならないと改めて感じた次第です。

これからも、この様なセミナーを定期的に開き、皆様方との交流を深めさせて頂くと共に、皆様方にとりまして、少しでも有意義なセミナーとして参りたいと考えています。

今後共、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、今週は先週からの続きで不況時における心構え、考え方、行動などを松下幸之助さんの教訓「不況克服の十カ条」から紐解きながらお話しを進めたいと思います。

先週は1〜5カ条までをご紹介しましたので、今週は第6カ条からです。

第6条「時には一服して待つ」

売れない時は、どうしても焦りが出ます。

焦りが出ると無茶や無理に繋がり、自分本位になりがちです。

お客様に嫌われる時は、得てしてこんな時です。

こんな時、従来のお客様は去る事ながら、日頃手の届かなかったお客様に対するサービスに精を出すべきだと幸之助さんは言われています。

忙しい時は、どうしても自身の主要顧客に時間を取られてしまいます。

しかし、不況の時は、今まで疎かにしていた既存顧客や休眠顧客、そして新しい顧客に時間を割き、そのお客様に対するサービスを充実させ、また新たな主要顧客となるべく行動をしなければならないのです。

第7条「人材育成に力を注ぐ」

ひとたび困難に出会いますと、人は順調な時以上に知恵を働かせ、努力もすると思います。

従って、不況時は人材育成の絶好の機会ではないか‥‥と言われています。

営業パーソンであれば、今までのやり方を見直し、創意工夫に注力をすべきです。

第8条「責任は我にあり‥‥の自覚を」

業績低下を不況のせいにしていないか?どんな状況でもやり方如何では成功の道がある‥‥この様に言われています。

結果が出ないのは、営業パーソンとしての自らのやり方が的を射ていない点にあります。

この著書を書かれた筆者曰く‥‥‥。

私は飲み屋さんによく行きますが、営業パーソンらしき人達の話を耳にすると愚痴だらけです。

やれお客さんが悪い‥‥‥。仕入先が悪い‥‥‥。我々の商品や会社には強みがない‥‥‥。販売ツールが古臭い‥‥‥。お客さんも売上が下がっているのだから仕方ない‥‥‥不況だから仕方ない‥‥‥などなど。

売れないのは全部周りのせいにして、結局は何の解決策も見出せていません。

そうした場は、ストレス発散のガス抜きとしては、良い機会ではあるかもしれませんが、また明日から同じやり方の繰り返しをするだけで、結局、結果は変わりません。

営業パーソンとしての自らのやり方、考え方に足りない所があると思ったなら素直に認め、改めるべき所を改めたならば、困難に対処する道は開ける事でしょう‥‥と言われています。

第9条「打てば響く組織づくりを進める」

幸之助さんの「不況克服の心得十カ条」どれをとっても納得のいく‥‥重要度の高い心構えであると思います。

その中でも、私のこれまでの経験からして、最も 重要なのが、この9条ではないかと考えますし、私自身も頭を悩ます日々が続いています。

打てば響くという観点からすると、まずはお客様からの情報です。

この情報を共有し、必要な事は速やかに行動に移す‥‥‥これがお客様に対する「打てば響く」になります。

私達の会社では、朝のミーティング時に、私自身が中心となって、お客様や仕入先様からの緊急情報(私達はA情報と呼んでいます)と営業活動や企画購買活動をした中での情報(C情報)を関係者で共有し、今は私が情報を精査し、判断し、タスク分けをして対処する様にしています。

肝心な事は、参加者達が「業務報告ではなく、具体的な活動の中から抽出されたお客様や仕入先様からの貴重な情報を共有するのだ」という自覚を持ってテーブルにつかなければ意味がないという事です。

そして‥方向性が出されたら速やかに行動をする‥‥この心掛けが大事です。

リーダーによるリーダーシップの下、その情報に対する判断をし、対策とタスクを、誰にどの様に振り分けるのか?を吟味し指示する訳です。

こうする事でお客様の情報に対して速やかに的確に処理がされるはずですし、最低限、

「打てば響く」行動にはなっているはずです。

次に、会社方針の遂行です。

全世界における企業は全て営利を目的としています。

これは言うまでもない事です。

その営利目的の実現の為、各々の会社社長はそれぞれ方針や方向性を打ち出します。

そして‥‥‥その方針や方向性を具現化する為、管理職や責任者達は具体的な手段を考え行動し、それを実現する‥‥会社組織とはこういうものです。

従って、好況不況に限らず、会社方針に対しては「打てば響く」でなければならないのです。

ましてや不況になるとそのスピードをよりギアアップして行動しなくてはなりません。

上記の事が当たり前に出来る「打てば響く」組織にしなさい‥‥‥と幸之助さんは言われているのです。

その中でキーパーソンになるのは、やはり管理職や責任者の方々です。

不況をそのまま放置する社長はまずいません。

その時、熟慮、熟考して「この方針で行こう‼」‥‥と社長は決断をし、旗を振り、目指す方向性を高らかに指し示すはずです。

それが社長の役割だからです。

その時、打ち出した方針や方向性に対して、結果は別として、少なくとも管理職や責任者のリーダーシップの下、「打てば響く」行動を具体的に、主体的に速やかに出来る組織でなければならないという事です。

「笛吹けど踊らず」の組織では今まで通りを繰り返すだけで、不況を脱する事は出来ません。

今は正に戦国時代の様相を呈しています。

戦国時代‥‥大将(社長)は状況を判断し、方針や方向性を打ち出します。

その時、家老達(管理職や責任者)は、その指示の下、速やかに行動に移す‥‥。

時には大将自ら出陣する‥‥という事はありますが、毎回毎回、大将が自ら出陣する事はあり得ません。

その大将の意を受け、家老達がそのリーダーシップの下、部下達を速やかに、大将の言う方針や方向性に向かって行動を取らせるのです。

そしてその時、大将と違って、家老達は自ら率先してその部隊を引っ張って行くものです。

大将が喧しく言っても家老達が動かない‥‥なんて事はまずあり得ませんよね。

「打てば響く」とは、この様な組織ではないでしょうか?

これを見ても方針を形にする為には、管理職や責任者のリーダーシップが如何大事かをご理解頂けるのではないかと思います。

私自身、時代を斬り裂いて行く‥‥または不況を脱するという事において、やはりこの第9条が一番重要であると確信しています。

第10条「日頃から為すべき事を成しておく」

これは言うに及ばず、常に不況時の心構えを持って仕事に臨みなさい‥‥という事です。

しかし、私も含め人は直ぐに忘れてしまいますよね。

戒めにしたいものです。

これらの10カ条は、現在にも通ずる深いものを感じます。

然るにこれは、いつの時代においても、色褪せる事のない不易のものであり、仕事をして行く上で万人に通ずる真理なのです。

 

最後に‥‥「商人には好況不況はない!何れにしても儲けなければならぬ」‥‥‥これも幸之助さんのお言葉です。

正に企業は営利目的で、目標に対して成し得る‥‥強い覚悟が感じられるお言葉です。

この幸之助さんの気構えと「打てば響く組織」‥‥‥これが成功の秘訣ではないでしょうか。

 

上述の「不況克服の十カ条」は社長も去る事ながら、実は営業パーソン‥‥特に管理職、責任者に向けて書かれたモノです。

 

是非、皆さん参考にして見てください!