コラム【第33弾】IoT⁈

IoT…?
昨今、良く耳にするようになって来ました。

IoTとは、Internet of Tingsの略で、あらゆる物がインターネットを通じて繋がることによって実現する新たなサービス、ビジネスモデルまたはそれを可能とする要素技術の総称とされています。

現代においてはネット環境が充実をしています。

様々な物をインターネットに接続して、離れた場所から状態を確認したり、操作したりすることが可能です。

従って、それらの情報をインターネットに接続し、クラウドやサーバーを通じてやり取りすることにより、制御することも可能となります。

簡潔に言えば、これらの仕組みをIoTと呼びます。

1つ事例を挙げてご紹介します。

『ある老舗旅館……売上が下がり、経営危機に直面していました。

三代目の若女将は業務の効率化に取り組みます。

それまでの業務は旧態依然のままで、出迎えは出迎え、料理人は料理、配膳は配膳係が、掃除は掃除と……売上が下がる中でも人数は変わらず、同じ時間を費やし、同じやり方………業務効率が悪いのは明らかでした。

そこで導入をしたのがIoTによる業務の見える化です。

出迎え、見送り、料理、配膳、掃除……
全ての業務情報をインターネットに入れ1本化し、全スタッフが見れるように共有化しました。

具体的にはこうです。

『お客様には1人のコンシェルジュが付きます。
そしてコンシェルジュはタブレットを持ち、現在進行形の業務内容を把握出来るようになっています。
このスタッフがお客様滞在中、おもてなしをする訳です。

お客様が到着をすると、まずお出迎えです。
その情報はコンシェルジュから全スタッフへと入ります。

コンシェルジュがお客様に料理の時間を聞きます。

その情報が料理人へと瞬時に流されます。

料理が出来上がる10分前に、料理人からコンシェルジュへ連絡が入り、配膳が始まります。

そして10分後、一番良い状態の料理が運ばれて来ます……

IoT導入で、リアルタイムでの情報に基づく行動が可能になったことにより、全ての業務がお客様のご要望と連動することになりました。

あたかも、サッカーの連動した動き……野球のフォーメーションのようです。

サッカーも野球もチームプレーです。
個々で勝手に動いていたのでは、取れる点も取れませんし、防げる点も防げません。

企業もまたチームプレーで、各々のポジションはしっかりと役目を果たすということは当然のこととして、全業務が連動して行動しなければ企業としての結果は残せません。

老舗旅館はIoT導入により無駄な動きが無くなり業務は断然改善されました。

また、お客様にとりましても、的の得たサービス…キメの細かなサービスをしてもらえるということで喜んで頂き、評判も上がったと言います。

この結果、人員の削減、業務の効率化、お客様へのサービス向上が実現し、経営の危機を脱したのでした』

このように、社内においても業務の効率化、見える化を実現する為にIoTを導入する企業が増えて来ています。

仕事は次への受け渡しの繰り返しです。

その受け渡し時の精度を高める為、情報の共有化を図る為に導入するのも一考です。

また、企業同士がI oTで繋がり、効率的なやり取りが進めば、最適な在庫管理や受注への即応も可能になり、付加価値の向上も可能になります。

このIoTは、高価なシステムを開発したり、導入したりする必要はありません。

汎用化されたツールが増えていて、自分達の必要に応じてカスタマイズして使えるようになっているのも魅力です。

経済評論家では 
IoTは第4次産業革命をもたらすかもしれない…………とまで言われているぐらいです。

また国においてもドイツでは国家プロジェクトとしてIoTにより産業全体の競争力を高めようとしています。

来たる2018年はIoT時代かもしれません。